EveさんのMVの世界観や舞台の考察【Eve】

はじめに

今回は、ドラマツルギー、ナンセンス文学など数々の名作を生み出した、EveさんのMVの世界線を考察してみたいと思います。

考察系は初めてなので、穴だらけの考察になると思いますが、EveさんのMVの世界線が知りたい方はよかったら見ていって下さい。

色々知ると、MVがもっと楽しくなると思います。

まず今回考察する作品は全部で10個です。

ドラマツルギー、ナンセンス文学、アウトサイダー、ラストダンス、デーモンダンストーキョー、
トーキョーゲットー、いのちの食べ方、夜は仄か、
お気に召すまま、バウムクーヘンエンドの10個になります。

Mahさんの作品

今回考察するMahさんが映像を担当した作品は、
デーモンダンストーキョー、ドラマツルギー、ナンセンス文学、アウトサイダー、ラストダンスの5個です。

Eveさんのインタビューでは、「Mahさんの描いてくれたキャラクターが現実には存在しない非日常感が強いものなので、日常的なものと非日常的なものが合わさってるのが面白いなと思って、MVの舞台は渋谷とか下北沢とかにしています。」と言っています。デーモンダンストーキョーのMVを見てもらうとわかりますが、東京駅や上野公園など、現実世界の東京に存在する場所が登場しています。ドラマツルギーやナンセンス文学、アウトサイダーにも東京に実在する場所が映ります。ドラマツルギーは「下北沢駅」、ナンセンス文学には「渋谷」、アウトサイダーには「新宿」が登場しています。各作品に、ひとつめ様「黒い帽子は被った、ひとつめのキャラクター」が登場しているので、世界観は同じだと言えます。

ただ、「ラストダンス」には、東京と思われる場所が映らないのです。ただ、デーモンダンストーキョー、ドラマツルギー、ナンセンス文学、アウトサイダーと違う世界観とは言えないのです。なぜならMVの途中で、ドラマツルギー、ナンセンス文学、アウトサイダーの主人公が映るのです。又、ドラマツルギー、ナンセンス文学、アウトサイダーの主人公は「自由」に近い物を求めています。ラストダンスの主人公はダンサー。おそらくバレエの。多分足を失ってしまった。又は、足の病気にかかってしまったのでしょう。こちらもまた踊りたい。という「自由」に近いものを求めています。また、Mahさんの公式ツイッターで、「主人公たちが入院患者なのはたまたま偶然です。たぶんね。」と記載されています。ガバガバな考察ですが、ラストダンスは世界観は同じですが、別の遠い場所が舞台という考えに至りました。(ラストダンスは未来という可能性もあり。)時間軸はナンセンス文学→ドラマツルギーアウトサイダー→ラストダンス(MVの公開日と、ラストダンスのカルテの落ち順。デーモンダンストーキョーは不明。)

Eveさんの作品の世界観は全部一緒?鍵を握る「トーキョーゲットー」

そして次に考察するのはトーキョーゲットー。一番好きな作品です。

まずトーキョーゲットーのトーキョーとデーモンダンストーキョーのトーキョーは同じなのか気になりますよね?

結論から言いいますと、違います。まずトーキョーゲットーのトーキョーは現実世界の東京とは全く違い、九龍城砦のような街づくりになっています。

ですが、ドラマツルギーやナンセンス文学と共通点が沢山あるのです。まず「君」の登場。

ドラマツルギーやナンセンス文学には、「君」や「あんた」が登場しています。

さらに、トーキョーゲットーは、思春期の少年が、大人の監視から逃げたい、社会から抜け出したい。などの「自由」を求めています。(この考察はこちらから※私が考えた考察ではありません。)

アウトサイダーのテーマは「日常を壊して自由気ままに生きたい少年少女」です。トーキョーゲットーのテーマと非常に似ています。

ちなみに「ゲットー」とは、第二次世界大戦中、壁に囲まれていた地域で、ドイツ軍がユダヤ人を強制的に閉じ込めていた地域です。

ここでの「ゲットー」の意味は強制居住地域と言う意味だと思われます。

テーマがアウトサイダーと酷似しているトーキョーゲットーですが、一つ違う点があります。

ひとつめ様が登場しない事です。

トーキョーゲットーはアウトサイダーやナンセンス文学のパラレルワールドなのでしょうか?

ひとつめ様が登場しないが、テーマは非常に似ているという点から、パラレルワールドという考えに至りました。

トーキョーゲットーと世界観が同じ?いのちの食べ方

次に考察するのは、いのちの食べ方。

まず街がトーキョーゲットーと似ています。(トーキョーゲットーの舞台と遠く離れた街)

住民?もトーキョーゲットーと同じ、怪物のような見た目をしています。(トーキョーゲットーの怪物と違って優しそう。)

そして、私が一番重要だと思ったシーンは監視カメラの映像です。

監視カメラには、トーキョーゲットーの主人公が入れらていたゴミ箱が映っています。

なんらかの形で復活したようです。

主人公自身も、監視する大人(怪物)になってしまったのでしょうか?

この考察が正しいとすると、トーキョーゲットーの怪物は元々人間(主人公のような見た目)だったのでしょうか?

時間軸を見るとトーキョーゲットー→いのちの食べ方だと思います。

いのちの食べ方にも、ひとつめ様は映っていません。(2:06にひとつめ様が映っているが、過去作を載せただけの可能性が高い)

これを前提に考えると、いのちの食べ方はトーキョーゲットーの続編であるから、ドラマツルギー、ナンセンス文学などとは関係はない。という考えに至りました。

余談ですが、いのちの食べ方の主人公の名前は「弟切飛」です。

いのちの食べ方に似ている?夜は仄か

舞台がコインランドリーの夜は仄か

タイトルからも分かる通り、夜であることがあります。

映像や歌詞からも、暗い雰囲気が漂っています。

目が換気扇?の怪物と「ずきんちゃん」が登場します。

映像は、タイを拠点とする映像クリエイター、Zemさんが担当しています。

そして、テーマは「愛」と「孤独」だそうです。

夜は仄かは、いのちの食べ方と同じで、怪物が登場していて、ひとつめ様が登場していません。

コインランドリーが舞台なので、あまり考察はできませんでしたが、雰囲気や登場人物から、いのちの食べ方と同じ舞台であることが分かります。

夜は仄かは、いのちの食べ方と同時進行の可能性がありますし、夜は仄かがトーキョーゲットーよりも先という可能性があります。

そもそも、夜は仄かは、トーキョーゲットーやいのちの食べ方と舞台が違うという可能性もあります。

時間軸はおそらく3パターンあり、どれか一つだと思われます。

トーキョーゲットー→いのちの食べ方→夜は仄か(MVの公開順)

夜は仄か→トーキョーゲットー→いのちの食べ方

その他(そもそも舞台が違う、夜は仄かが中間等)

トーキョーゲットーの過去or未来?お気に召すまま

トーキョーゲットーの映像が同じWabokuさんです。

お気に召すままは全体的にトーキョーゲットーとは違い、明るい雰囲気になっています。

ですが、登場人物や物?がトーキョーゲットーに非常に酷似しています。

まずトーキョーゲットーの0:35。複数の顔を切り取り、合体させたような顔。

トーキョーゲットーの0:35

0そして、お気に召すままの0:53。靴に目がついてたり、文房具?が顔のようになっています。

お気に召すままの0:53

他にも様々なシーンにこのような物が映っていますが、どれも非常にトーキョーゲットーの物と似ています。

また、お気に召すままのサムネにも映る、顔が手(拳)に目がついている人(以下拳人間)もトーキョーゲットーに登場する怪物に非常に似ています。

なので私はトーキョーゲットーの過去や、未来(又は遠く離れた場所)だと考えています。

お気に召すままの舞台がなんらかがあって、トーキョーゲットーのように暗い舞台になってしまった可能性もあります。

それとも、トーキョーゲットーのトーキョーとは遠く離れた場所なのでしょうか?

また、お気に召すままにもひとつめ様は登場していません。

トーキョーゲットーの舞台は非常に謎です...

お気に召すままとそっくり?バウムクーヘンエンド

バウムクーヘンエンドには、お気に召すままにも登場している拳人間が登場しています。

また、お気に召すままとバウムクーヘンエンドの主人公の目つきがかなり似ています。

拳人間の立場はひとつめ様のような立場なのでしょうか?

また、こちらにもひとつめ様は映っていません。

書いている途中で思い浮かんだ時間軸がこれでした。

お気に召すまま→バウムクーヘンエンド→トーキョーゲットー→いのちの食べ方→夜は仄か

すごくややこしい上に、語彙力がないので、説明は省きます。

世界観が確かなのは、ナンセンス文学、ドラマツルギーアウトサイダー、ラストダンスのみ

この4個は東京(ラストダンスは未来の東京?)が舞台になっており、登場人物(ひとつめ様やたまご)がいて、ラストダンスのカルテに主人公たちが映っているため、同じ世界観であることが分かります。

今回、語彙力が足りず、情報量が多かったため、頭がラッタッタ状態です。

ガバガバ考察。

ちなみに余談ですが、ひとつめ様の身長は2mあるそうです(笑)

キャラクター名一覧。ツッコミも見れます。

キャラクター1

キャラクター

主人公

主人公

 

キャラクター2

キャラクター2


今後、世界観や舞台が繋がったりしたらいいですね。これからのMVにも期待です。

ここまでの閲覧ありがとうございました。